2019年2月5日火曜日

ドイツの歯の矯正事情

私の3人の子供全員、最悪の歯並びです。
滅多に風邪も引かない丈夫な子供たちですが、
歯がガタガタ。。。。

上の子は、しゃくれ。
真ん中は、顎が小さくてあり得ないところから歯が生えてる。


下の子は大丈夫だと思ったら、この間幼稚園から
『要矯正』の紙が来て行ったら
下の子は、なんと下顎が左にズレてる。

すぐに矯正しようね〜なんて、キュートなおばあちゃん先生。
『あんたの子、全滅ね。どうなってるの〜はっはっは〜』と
笑い飛ばされた。

子供が好きな、先生は真ん中の子の矯正の時に、下の子を
自分の横に置いて、『はい、このハサミ持ってて』と助手を頼む。
時々そのハサミを使っては、下の子に渡す。
しばらくしたら、『いつもこうやって助けてくれれば、10セントあげるよ』
と言ったら、
『10セントって何?』
歯医者内爆笑。
『まあいい、可愛いねずみちゃんよ。』と愛を込めて下の子を呼ぶと、
『私はねずみちゃんじゃなくて、海愛という名前です。』
と先生を叱る。
『ごめんね。海愛。気をつけるよ。ふふ』
と作業を続けると、またしても『可愛いねずみちゃん』と先生言いかけて
『おっとごめん!』と慌てる先生。
私がちゃんと歯を綺麗に管理してないと、思い切り叱ってくれるいい先生でもあります。

この矯正医は、とっても清潔でおしゃれで、行くのも楽しい。
上の子のしゃくれも、ガッタガタの歯並びも、今は全く形跡を残さない
綺麗さ。真ん中は、始めたばかり。
下の子は、本人待ちきれないけど待機中。

日本のみなさんからすると、これだけで300万円はするじゃない!!
と思うかもしれませんが、なんと、ドイツは月々一人5千円で、
最後まで綺麗に終わると全額返金されるのです。

ドイツは、税金高いけれど、ちゃんと生活に戻って来てるのが
実感できるので、安心して生活できます。
日本も、国民のための政治になったらいいと心から願っています。