2013年11月24日日曜日

いま

こんちわ!さっき、ドイツのドラマを子供達が見てて、豚をペットにしている家族を見て、長女が『豚かいた〜イ!!♡』で、私が『食いたいんだろ?』の突っ込みに、『うん!死んだらね♡』で、長男が『死んだら喰うの???!!』で笑った涼子です。

いやはや、こっちにきて早3ヶ月。学校にも喜んで行っている姿をみて、たくましく育ってくれている事が嬉しい。
でも、もちろん、日本食が食べたくなったり、友達に会いたくなったり、辛い時もある。
そんな時、意識を『いま』に戻そうとする。

昔あゆみ先生にエネルギーを習った時にもらった資料の中に好きなのがあった。
知っている人も居ると思うけど、アップしますね♫

ベトナムの仏教の僧侶であり、詩人でもあるティックナットハンは、一服の茶の楽しみ方について書いている。
お茶を楽しむ為には、人は完全に今という時に目覚めて居なければならない。
今という瞬間を意識している時にのみ、手は茶碗の快い温かさを感じる事ができる。
今という瞬間のみに、香りを楽しみ、甘さを味わい、繊細さを感じ取る事が出来る。
過去の事をおもい煩っていたり、将来の事を心配したりしていたりすると、一杯のお茶を楽しむという体験をなくしてしまうだろう。

茶碗を見下ろすと、もうお茶はなくなっているのだ。
人生もまったくこれと同じである。
今という時に完全に心を向けていないのならば、まわりを見渡してみると、もうそれはどこかに行ってしまっているのだ。
人生の感触、香り、繊細さ、美などをすべて見過ごしてしまう。
人生はただ、あなたの目の前をあっという間にとおりすぎてしまうだろう。
過去はすでに終わっている。
そこから学ぶ事を学び、手放せばいいのだ。
未来はまだここにない。未来に対する計画をたてるのはよい。でもそのことを心配して時間を無駄にしてはいけない。
心配は必要ない事なのだ。
すでに起こってしまったことを気に病むのをやめ、起こらないかも知れないことを心配するのをやめた時、あなたは今という瞬間にいることができるのだ。

その時、あなたは人生の喜びを十分に体験し始めるだろう。