私がずっと使ってる、『仕合わせ』の漢字の意味を説明します。
しあわせって、いろんな種類があると思うのです。
欲望を満たしたとき。
嬉しいことがあったとき。
ラッキーなことがあったとき。
好きなことをしてるとき。
認めてもらえたとき。
いい人でいれるとき。
などなど。
ポジティブなときしあわせだなあと感じやすいかもしれません。
では、そのときが多い人がしあわせということなのでしょうか?
実は、この宇宙は『陰陽』で成り立っているので、
ポジティブとネガティブは、切っても切り離せないので、残念ながらポジティブだけを手に入れることはできません。
もう少しわかりやすくいうと、
欲望を満たせないネガティブなときがあるから、欲望を満たした時に
しあわせを感じられる。のです。
もし、常に欲望を満たし続けたら?例えば、常に自分の好きなものを
食べ続けたらどうでしょう?
それが好きということも、お腹が満たされることも感じなくなるのではないでしょうか?
それでも、この状態がしあわせだと言えるのでしょうか?
私が、この『人が仕える合わせる。』の漢字を使うのは、
人が自然に仕えて合わせるのがしあわせだと考えるからです。
お腹が減ったり、満たされたり、嫌なことをする時間があったり、好きな時間があったりという自然の秩序に合わせることだと思うのです。
ネガティブは、排除するか逃げるか?の選択をしやすいのが心情です。
だからこそ、意識してネガティブを受け止めたり、自分からネガティブを捕まえに
いく勇気が『目的達成』には必須です。
子育ても、自分育ても、なんでも易しく、簡単にしてしまったら
強く人を愛(合い)せる人間に育つことはないでしょう。
それでは、不満と文句ばかりの人生になってしまいます。
と偉そうなこと言いつつ、毎日簡単な方を選ぶ自分がいて、
その都度『こら!!!』と自分を然るべきところに叱って戻しています。
そう、この作業が仕合わせなのだと思うのです。
簡単ではないですが。(笑)
なんでも、簡単にポジティブにしてしまうと『落ち込む、自分の間違いを見つける、涙する、喧嘩する』という仕合わせの種を捨ててしまうことになります。
もし、目の前や心の中にネガティブの種を感じるならば、それをちゃんと見て、感じて、自分のどんな考え方が、自然の秩序に合わないのか?考えて見ましょう。
もしそれでもわからないなら、人に聞いてもらいましょう。
ちゃんと愛されてる人は、周りの人が注意してくれていると思います。
その言葉を理解するようにしましょう。
偉そうなこと言ってますが、私も毎日修行です。
簡単なしあわせは、簡単に無くなります。
でも、こんな難しい仕合わせだからこそ、条件には振り回されない自信へと
繋がるのだと思います。