2014年7月18日金曜日

ドイツ優勝!!!

いや〜、どうしてもワールドカップはドイツ優勝して欲しかった、念願叶って優勝!
優勝した後は、ベランダからみんなが『ド~イッチら〜ンド!!』と叫んでいた。
ここは田舎なので、車の量も少なく、クラクションを鳴らす人も少なかったけど、ベルリンは大盛り上がりだったらしい。
次の日は、何事も無かったように普通の生活でしたが。

夫の産まれた後のワールドカップでドイツ優勝してるので、今回海愛が産まれた後の優勝して欲しかった。
なぜなら、夫の産まれた後にベルリンの壁が壊れたから。
だから、海愛が産まれた後にドイツが優勝すれば、壁が壊れる。
私の壊れて欲しい壁は、『人と人との壁』。
ドイツが優勝すれば、この壁も次は壊れると思った。だから、どうしても優勝してほしかった。

誰かが、アルゼンチンはメッシーが、〇〇チームは誰々が(すんません、サッカー詳しくないんで💦)、ドイツはチームを持っているという名言があって感動した。
本当に地に足のついたチームでバランスがいいなあ。ゴールはみんなの息の合い方が芸術的だなあ。って見てたので、なるほどだった。
ほんと、1人のカリスマ的存在が居ても、結局チームプレイ。メッシーも優秀選手としてトロフィーを貰っても全く嬉しそうじゃなかった。チームで勝たなければ、意味が無い事をよく知っているからだろう。

話は余談で。
昔々千葉の某エステサロンに勤めた時、店長の悪口をスタッフみんなが言っていた。
聞くだけに、偉そうぶって何も仕事をしないで嘘ついて遊んでるって。
なのに、スタッフが仕事しないと部長にいいつける。やべ、最悪な店長のとこきたなと思った。実際一週間働いて、店長(以後そいつと呼ぶ)は噂通り。
心の中が『無理。』の一言。
スタッフに言えばいいじゃん!って言ったら、みんな怖いし、そんな事したら何されるかわかんないからやだって。
で、私が部長に直接電話して、暴露した。
部長も噓つかれてたのに怒り、『じゃ、お前店長するか?』と入ったばかりの私に言うもんだ。その時も”器は、大きくなるのを待ってたらいつまでもならない、自分より大きいと感じる物を入れないと大きくならない。”と思ってたのと、そいつよりもましだろ。ということで、引き受けた。

その後、どうもスタッフ同士で、その場に居ない人の悪口を言うクセが付いていて、私の事をコソコソと話しているのを聞いて、『あのさ、陰で言っても何にも変わらんよ。話し聞くからさ、目の前で言ってくんない??』と言う事で、やっぱ言わんキャよかったという位言われたけど、本当の事。じゃ、どうする?とみんなで話合うようになった。
それからは、陰で言わずにみんな言いたい事を言うようになり、とってもいいチームになった。1つの問題は、売り上げの伸びないチームだった事(笑)。
だってさ、一ヶ月何千万も売り上げろって、アホか。
オレらの給料と経費を計算したって余りがありすぎだろ?!
社長を見た事あるけど、ブランド固めの赤い絨毯を歩くババア。
お前のエゴの為に何でこっちが奴隷のように働かんキャンが?という思考だったので、売り上げなんてアッカンベーだった。
売り上げよりも、スタッフが仕合せに働けているか?が一番大切だと思ってた。
まっ、休みもなし、よるまで残業、男にも捨てられ、家に強姦魔に入られと何拍子も悪い事が続き、心身を病んで帰省しちゃったけど。

で、ドイツ来て、みんな正直に言い合う姿を見ていたら、嬉しくなった。
とりあえず、仲良しごっこを表面上する日本は私にとって面倒くさかったので、嫌だったから、目の前で言ってくれるという安心感が私には居心地がいい。
顔が笑ってるのに内心不満というのは、KYな私にとって地縛霊より怖い。

なので、ドイツのサッカーチームが優勝したことは、別に驚きでもなかった。
だって、正直にみんなぶつかり合ってるだろうという予想が出来たから。

そんな事考えていたら、家族もそうだなあって。
家族は一番大事にするべきチーム。
仲良し家族ゴッコをして、内側はもろい人間関係だったらダメだって目が覚めた!
今日は、自分はどこかで『自分の子どもだから』って甘くみている所がわかって、ハッとした。それくらい、このくらいいいじゃん、何でも許してくれるだろうという甘えが子ども側にあったけど、ここは人間と人間の関係。ここで甘えさせたら、大きくなってどこにもいけない。
厳しさは愛だと思う。本当に彼らにとって厳しい態度を取る自分が苦しくて泣いた。
でも、ライオンと一緒でダメな物はダメとどんなに厳しくても教えなければいけない。

あ、話はそれたけど、不満を持ちながらのとりあえず仲良しごっこは、なんの進化もないので、人と人の壁をぶちこわして下さい。その後は必ず本物の人間関係が残ると言いたかっただけのりょうちんでした。