2014年7月29日火曜日

ゼロ

こんにちわ。適当が出来ない不器用な自分に、少し落ち込む涼子です。
誰々の何々だからとか、家族だからとか、長い付き合いだからとか、ビジネス関係だからとか、夫婦だからとか、親子だからとか、仲間だからとかで付き合えない自分。

私はただ人間との関係に於いて、『愛したいか?』だけ。
だから私にとって、相手を信じられないからとか、嫌いだからとか、めんどくさいからとか、傷つけられたとかは、別れる理由にならない。
でも、自分が『愛せない』と感じたら続けられない。
それには感覚的なもので理由が無い。ただ、その感情があるのに付き合い続けることは、自分にも相手にも失礼だと思うから別れる。
それでも、〇〇だからといくらでも言い訳は引っ張り出せるけど、そこまでして続ける意味が私には解らない。

最近は、それがはっきりとした。愛で繋がれる関係だけを愛していこうと。
無駄に気を使うのを全部やめて、自分が愛していて、そして愛してくれる人に精一杯の愛を還していこうと。

真面目な話はこの辺にして。
子どもに、『何も無いゼロを教えてやる』と言って厳しい体験をさせた事で、彼らは大切な愛に気付いたみたい。穏やかな表情と、今の方が気持ちいいと言う彼らを見て、やっぱり、ゼロって大事だなと。
何でもあるのが当たり前だと、失う事が怖かったりイライラしたり不満ばかり溜まるけど、ゼロならプラスかマイナスしかないというシンプルな考えになれる。
この前も、自分が勝手に相手を期待して、現実が違う事でショックを受けた。
でも、自分が勝手に相手をプラスに見てただけ。
それはゼロの目で見てなかった自分の責任。

で、始めました。『マイクロクレンズ』。
10日間食べずに、毎朝腸を洗ってレモネードを飲むだけの生活。
ゼロになれていない自分への戒め。
どれだけ、目の前の全ての事がありがたいことか。
どこかで目の前の全ての事が当たり前な自分を愛せなかったから。

よく『自分を好きになりたい』と相談を受けるけど、私は毎日自分を嫌いになるから、その物差しはグラグラで持ちたくない。
でも、ありのままの自分を見詰める『自分が愛(合)せる自分』という物差しは、いつも持っていたい。

知識も常識も全部捨てた、ゼロの心が一番美しいと思うから、どんなに夫に『10日間食べない?ありえない』と言われても、やってやるもんね。