2020年3月1日日曜日

お客様は神様?!? 〜その2〜

『お客様は神様です。』という言葉が前回の帰国で
成田空港降りてすぐに目に入った言葉でした。

そういえばそうだったなあ。
なんて、懐かしみながら考えたけど
やっぱり違和感。

お客様が神様という意識だから
時間に遅れることもないし
企業は悲鳴あげてても続けるし
社員は苦しくても安月給で働く。
そんな中疲れ果てた人が病んでいくんじゃないかな?
(実体験済み)

そもそも、私には
その崇めるような
神様というイメージすら
古いと思うけど。

そして、気づいた方も
いるかもしれませんが、
私にはこれ、実はお客様が神様ではなく、
『お金が神様』だと
感じて仕方ないのです。

お金が神様だから、
支払う人が神様になる。

もし、サービス受けて
何も払わないお客様も
神様だと思えるなら、
話は別だけど(笑)。

とにかく、
みんなが神様になれば
不仕合せな労働者も、
無駄なものを買ってしまう消費者も、
忙しいだけの経営者も
無くなって、
ゆとりを持った社会が
できるのになと
思っているのです。

労働者がいなければ
会社が成り立たないし、
会社が成り立たなければ
サービスも受けれない。

そう考えると、お客様は
一番最後に来るのだから、
上に来るのは不自然。

もちろん、お客さんの要望が
あっての会社だけれど
どっちにしてもお願いする
弱い立場なのは変わらない。

だからこそ、
仕事している人(サービスを与える側)
は、お客さんの
奴隷ではありません!!
神様です!!

はいはいと言いなりにならず、
嫌なこと、できないことに
対して声を上げるべきだと思うのです。

そうやって自分のしていることを
尊重することで、
喜びある労働と、
この変な縦社会が、横社会に
なることが叶うと思うのです。