2015年2月2日月曜日

過去から学ぶ

こんにちわ、自己基準って難しいねと思ってるりょうちんです。
私にとっての、名言があったので新聞記事を抜粋します。
<【ベルリン篠田航一】1月31日に94歳で死去したドイツのリヒャルト・フォン・ワイツゼッカー元大統領について、ドイツ大統領府は同日、追悼の国家行事を2月11日に実施すると発表した。メルケル首相は「わが国で最も敬愛された人物の一人。ドイツは巨人を失った」と悼んだ。さらに、1985年5月に「過去に目を閉ざす者は、現在も見えなくなる」と過去を直視する重要性を説いた演説について「ドイツの針路を示してくれた」と謝意を述べた。敬意を表した。>
過去に目を閉ざすものは現在も見えなくなる。
なるほどな。ドイツは、歴史の中の、自国の間違いをそのまま紹介してるだけある。それは、とても勇敢で過去から間違いを学ぶその姿勢を私は愛している。
その基礎となったのが、この大統領のお陰だったんだ。この大統領のお陰で、今の安定したドイツがあるんだと思うと感謝しかない。
残念ながら、日本は自国の間違いを認めない。他国を文句言って叩いて行く。この前、ドイツ人の友達に、何で日本とか中国とか、同じアジアで仲良くできないの?って言われて本当だよなあって思った。過去の間違いをそのままテーブルに乗せて、みんなで気が澄むまで話合えれば新しい関係が築けるだろうに、自分は悪くない。何にもしてない。無視するという姿勢じゃ、関係は悪化するしかない。
それは、個人関係でも同じ。過去の間違いを直視できないなら、現在の間違いが見えるはずも無い。自分の悪い癖みたいなのの根っこは必ず過去にあるのだ。自分を見たい、現在を見たいと思うなら、過去にも目を開けないといけない。
元夫に、離婚を言ったとき、過去の10年自分の間違いを全部無かった事にしてくれ。と言われて、正気か??!と思った。
その10年の過去があったからの離婚だろう?そういう過去を簡単に消せると思っている人間に対する不誠実さ、愛の無い人間。だから一緒に居れない結果となったのに。
自己基準なる自信は過去からくる。
まずは、今の間違いを見つける事から始めよう。今の間違いを見れない人は過去の間違いにも辿りつけないし、進化もない。今の自分の抱える問題=自分の間違いなんだから。