2019年3月26日火曜日

尊敬する義理の父

今、トルコ人の義理の父と同居して居ます。
かれこれ合計すると3年ぐらいは一緒に住んでます。
最初は、言葉の壁があったり、理解し合えなくて、喧嘩ばかりして居ました。
でも、最近はお互いに分かり合えて、抱き合ったり感動したり。
私にとって、ものすごい尊敬する人です。
この人死んだら、死ぬほど悲しいと思うほど大きな存在です。

先日、お父さんからまたいい話を聞きました。
お父さんは、トルコの12人兄弟の1人で本当に貧しい家庭で
育ちました。ご飯がほとんどたべれなくて、道に落ちてたカチカチの
パンをその辺の水に浸して食べる生活。
いつもお腹が減って減って仕方なかったと言います。

16歳になったとき、自分は自分の家族も人生も豊かにするという決意をして
1日18時間働いて、学校行って自分の人生を築き上げてきました。
家族には絶対にお腹をすかせまい!!と、美味しいご飯をたっぷり与えてくれます。
外にいる浮浪者の人にも自然にお金を渡します。

そんな彼が、大事なことを教えてくれました。
『目標を決めたら、どんなことがあってもそこに向かい続けろ。もし大きな壁が目の前にあっても、それを登り、そこから落ちたとしても、ゴールに向かってまっすぐに進め。人生は、辛いし苦しいものだ。それを逃げずに受け入れて、最後までいくのだ』と。

お父さんは、語りきれないほど、私たちを周りの人たちを助けている人です。
それは、お父さんが『家族を仕合わせにする。』という目標を持っているからです。
3回死にかけた時も、家族を思ったら死ねなかった。と言っていました。
彼は、私たち家族にあけすけにいろんな話をしてくれます。
家族も、何の隠し事もなく話します。
彼は、厳しいですが、みんなそれが愛からだってわかっているから、
大好きです。お人好しで、なんども騙されているけれど、まっすぐなままです。
この前は、お父さん&ムー親子に叱られて、『素晴らしいペアだわ』と言いました。

『決めたことはどんなことがあっても最後まで。』

弱っちい私の心に今も響いています。