2012年6月20日水曜日

懺悔

こんにちわ。週に2回ミルクを運んでくれるおじさんは、誰も靴を揃えられない我が家の玄関をいつも、何にも言わずそっと、きれいに揃えてくれる優しい人です。涼子です。
名も知らないそのおじさんの一番むずかしい教え方をしてくれるその姿に教えられます。
結局、口で言われるよりも行動で背中を見せてもらった方が多くを習います。
私も子供に背中で教えられる様な人間にいつかなりたいわ。

ブログを読んでいただいている感想に、よく赤裸裸に書けるね〜!と驚いてもらえますが、実はコートを一枚脱いだくらいの状態しかブログには乗せていません。(注:コートの下にも服着てます!)
自分の場合、ピー!を入れないと公開できないようなことばかりやってきていて、ブラパンまでも無理です。ランニングくらいまで脱げるように努力しますが、、。
オラ見栄っ張りでプライド高いので、いつもどっか着たくなる。
その代わり一対一だと、素っ裸になりますよ〜(注:心の話です。)

セラピストは、人の秘密を守り受け止めるのが仕事です。
相手を警戒して服を着てると、絶対信頼されません。(注:心の話です。)
こっちが素っ裸だから、自分の嫌な所とかさらけ出せるのだと思います。(注:心の話です)
いい所は誰でも愛せます。でもそれだけだと、いつもいい人で居ないとで疲れます。
しかし、自分の嫌な所を受け止めてもらえた時、人は本当の愛を感じるのではないでしょうか?

ただ良かった事が私の場合、脳みそがオカシイので、すぐ忘れます。本当にすぐ。
だから、みんな秘密を言いやすいのかもしれない。
黙っていてね、何て言われなくても忘れてしまう。そういうの嫌いな人もいるだろうけど、もしメモリーしていたら壊れちゃうので許してね。
そんな自分の欠点もみなさん許してくれているようで、再会したとき前回のストーリーを教えてくれます。そうすると、また思い出して、そしてバイバイすると忘れるのです。ごめんなさい。

どんな人でも、間違います。凄い人だから間違わないというのは間違い。
誰でも同じ量、間違ってます。(注:誤摩化すのも簡単です。)
そうしないと、解らないからです。
不倫はダメって言われてもやってみなければ解らない。(注:独身時代の話です)
間違ってみないと何が間違いか解らないから。
苦しみ抜いて、これ以上落ちない所まで落ちないと、絶対に解らない。
だから、間違ったり失敗したときは、グウの音も出ないほど落ち込むようにしています。

この仕事していると、皆、体験は色々違っても、そういう事抱えて生きているんだな〜って痛感します。
だから自分だけが間違っているって思わないで欲しい。

たくさん間違った人ほど、許せる事が多くなる気がします。
そこで、半紙に筆ペンで”懺悔(ざんげ)”してみませんか?
自分のしてしまった後悔や、亡くなった人への想いや、とにかく何でも心に引っかかっている事を書き出して、燃やしてから水に流して(許す)みましょう。
記憶は無くなりませんが、自分のマイナスをそのまま受け止める練習です。

私はプラス思考が嫌いです。媚びるのも嫌い。
心を守る為に落ち込む前にプラスに思考を変えるのは逃げだと思います。

それよりも自分のマイナスをそのまま受け止めて、あるがままの自分を合してあげる方が心は痛くなるけれど、強くなると思います。
そうやって始めてマイナスをプラスに出来る、マイナスプラス思考を懺悔は手伝ってくれます。
マイナス+プラス=真実。
大丈夫、苦しいマイナスのその先には、『あるがまま』の自分と、それを合いしてくれている周囲の愛に感謝出来る感動が待っています。