2013年5月30日木曜日

出せるからだ

アーユルヴェーダでは、穴と筒の詰まりがない身体を健康とします。
私たちが勘違いしやすいのは、何の症状も起きない身体を健康とするのですが、健康な身体な程、デトックス力が高いので、鼻水や痰、咳、下痢などなど、入った毒を出そうとする症状が起きます。
それを弱くなったと判断する方も多いのですが、それは逆なんですね。

アーユルヴェーダではパンチャカルマといって、病気になると、人為的に
吐き下し、発汗などなどでありとあらゆる穴の詰まりを解消するようにします。
自分で出す力が弱くなるからです。

私も、風邪症状がでたり、食べ過ぎたり疲れすぎたりしたら、断食します。
具合悪いから、疲れてるからと休んだり、栄養豊富なものを摂取しようとしますが、
それは詰まりを更に悪化させます。
この時代、栄養が足りなくて具合の悪い人は少なく、その逆が多いのです。

愛でも毒でも何でも、『出す』のって苦しい。
でもだからといって、言い訳をして溜め込むのも苦しいはず。

いろんなの、思い切って出しちゃえ〜と、デトックスに励む毎日です。