2014年5月2日金曜日

自分を大切に

無事生還しました!涼子です☆

前日の夫の注射をする姿を義母にビデオにとってもらい、家族に見送られて、病院入り。
急患が入り、待たされる事7時間。待ってる間、夫と病院のベットで爆睡。
寝ぼけたまま麻酔で寝る事1時間。術後は吐くと悪いから食べないでと言われた矢先にケーキをパクパク。いざとなれば、言葉が解らないフリすればいい。ふふふ。便利。

おかげさまで、ケツのプロ医!痛みもほどほどに、どんどん良くなってます。
自分を無視してはいけないなあ。ということなど、悟り多き体験でした。

その内容はというと、退院の朝4時に目が覚めて、瞑想をした時の事。
その時、いつも見えている光が見えない。
焦った。
必死で探した。
『どんな事もするから、何処にいるか教えて』と言ってしばらくしたら
『探している光は自分の中にいる。集中して感じてごらん。もっと自分を大切にしなさい』と。
そして、自分の中心に集中した。大切にするべきものはいつもここにある事に涙が溢れた。

入院中、母に手紙を書いた。
許そうと思うと許せない事がでてきて、受け入れようとすると受け入れられなかったけれど、自分の過去の体験の全てを尊重しようと思ったら、自分を大切に思えて、今はお母さんを誇りに思うし、お母さんでよかったとまで思えた事。
膿で苦しんでたここにも1つの理由がある。産み(膿)の親。
許せない事を手放す事も勇気がいる。
だって、相手を責めていれば自分の非を見なくてすむ。
相手を責める事で自分を保ってきたのだから。
怖かったけれど、過去の感情を手放す事で自分の本当の姿が見えて来た。

もう二度と会えないかもしれないのに、母の事なんで、抱きしめなかったんだろう?

過去にこだわって意地張って生きていた弱い自分が見えて来た。
こうなると色んな言い訳をしたくなる。
でもどんな言い訳をしても、もう会えない事もやれなかった事も変わらない。
ただ、相手を責めるしか無かった弱い自分がいるだけ。

あのとき、心から抱きしめたいと思った自分の声を大切にしなかった。
本当は会いたいと言っていた自分の声に耳を傾けなかった。

自分の中の光を大切にするという事は、こういう声を大切にするという事。
モヤモヤしているなら、心の声にただただ耳を傾けて。
理由は要らない。いいわけもいらない。ただそのままを感じて、それを大切に1つ1つ行動に移していける人間になっていきたいと強く思った。

退院時、ジョギングしていい?とドイツの医者に愚問を投げた。
当然答えは、『したかったらどうぞ』
だよね。こっちに自分を相手に委ねる感覚はない。
自分の事は自分で決める。
どんな事があっても自分の責任。
自分がしたかったらする。

相手がどうのこうのと考える前に、自分はどうしたいのか?を大切に生きていける強い人間になりたいと思った尻(知り)手術でした。