2014年9月10日水曜日

人目

夫の実家のベルリンに行ってきました。りょうこです。
やっぱベルリンは肌に合うなあと、いつも感心する。
なんだろう?いままで行った土地の中で一番自由な空気。

一週間の滞在だったけど、去年は喧嘩ばかりだった義父とも、仲良くなり、
本音で話合える仲になってました。
そんな義父がとってもいい話を教えてくれたので、紹介します。

ある所に、ロバと老人と子供がいました。
老人は子供をロバに乗せて歩いていると、それを見た人が
『あの子供は、老人に歩かせて、ひどい子だ。』
そういわれたので、次は老人をロバに乗せて歩いていると、
『あの老人は子供にロバを引かせてる、何て人だ。』
そういわれたので、二人でロバに乗って歩いていると
『二人でロバに乗って、可哀想なロバだ。』
と言われたので、とうとう二人でロバを持って歩いていると、
『ロバを担いで歩く何てなんてバカな人間だ』
と言われたそうな。

これは義父の大好きな話しで、だから自分で何を感じるか?そしてそれを行うか?がとっても大事だって語ってくれた。

人目を気にして自分の人生を創りあげると、噓が多くなる気がする。
出来ないのに出来るふりしたり、無いのにあるふりしたり。
そんなロバを担ぐ様な努力をせんでも、
誰が何を言おうと自分は自分の感覚を大事にできれば、どんな環境でも仕合せになれるはず。

私も前に陰口ばかり叩く、大嫌いなママ友の目の前で言ってやった事がある。
『私が何をしても、気に入らなくて悪口をいうんだから、どうぞ言って楽しんでいればいい。』って。
ほんと、どんな生き方したって、賛否両論。
その中の否定意見を無くそうとするより、それと向合って愛してあげる方が賢い。

人目よりも、自分が自分をどう見てるか?
これが一番大事だとおもう今日この頃です。