2014年9月12日金曜日

国が違えば

こんちわ!先日ここトリアだと、海渡は中学生に、丸理は小学校に入学しました。
来年ベルリンに戻ると、海渡はまた小学生に戻る。
ドイツは州によって制度が違うので、起こる事。
そして、丸理の隣の男の子は、海渡の友達の弟で、去年一年生だったので留年してるのが解った。
出来が悪いと、進めないし、出来がよければ先に行ける制度。
こっちは、同学年とか仲間意識が薄いので、苦にならないだろうな。
幼稚園も中学校も縦割りの活動だし。

ほんと、あまりの違いに笑っちゃう事がおおい。

海渡の入学式??(みたいなの)は教会で、さすが音楽の国ドイツ!吹奏楽による生演奏で、下にジーパン履いた神父二人登場!
何だか、司会もなく歌歌ったり、縦笛吹いたり、お祈りしたり。
私は宗教ないので、無視してたけど、最後が笑った。
終わりは、『We will Rock!』の激しい吹奏楽の音楽。
神父さんもノリノリ。
いつの間にかみんな帰る。
やっぱ、団体行動無理ですね。個人主義の国では。

丸理の小学校は、時間が短い。もうさ、2ヶ月近くの夏休み(宿題無し)が終わり、やっと解放される!!!と思いきや、8時に行って12時に帰って来る(涙)。
こんなのやってけね〜!と夫に切れ、2時までの申し込みをしてくれるといったけど、もっと勉強しろや!!って。
まあ、家の手伝いをしてもらわんキャだから、2時くらいでいいんだけどさ。

丸理の入学式??は、円陣になって話ししてた。大体クラスも円陣で授業。
で、とっても素敵な校長先生で、自らギターを弾いたり、司会をしたり。
親も先生もジーパン姿。普通通り。

海渡なんて、『オレ友達には会いたいけど、勉強量が多くて日本の学校に二度と戻りたくない』って。
そうだろうそうだろう。日本の半分以下の勉強量だ。
こっちは、覚える様な勉強はとても少なく、自分で考える力をつける教育がなされてる。
個性を大事にするというか。
海渡の親友が丁度同じ中学校に行って(選ぶので、みんなバラバラになる)、たまたま隣の席。私が『ドイツ語教えてもらえるからいいじゃん!』と言ったら、
ゲーマーの勉強嫌いな親友に逆に教えてやってるそう(汗)。
だめだこりゃ。

まあさ、何がいいとか悪いとかの論議でなく、面白いなあって思う。
こっちは、大学も無料なので、まあ、自分の夢を見つけてから、猛勉強しても遅くないだろう。大学なんて誰でも入れるけど、卒業が大変!
これも日本と全く逆の現象で面白い。

色んな国の色んなやり方をみることで、考え方の幅が広がるのが大好きなりょうちんでした。