2014年11月5日水曜日

真実をヒドイというけれど。

こんちわ!2週間に渡る子供達の秋休みがやっと終わったて〜。
でも何故か、家は休みで子供が居ない方が家事が大変で困る(笑)。
だから今は、1年生になった丸理が、12時に帰って来るから、おしん教育中。子育ては甘くしちゃいかんいかん。
人生甘いと思ってないほうがいい。辛いと思っていれば、どんな事も甘く感じるからね。

笑ったのが、丸理の担任の先生が休みでみんなの名前忘れたからもう一回教えてって。マジで。日本だったら、教育委員会からなんかあるか、ニュースにされちゃうかもね。私は爆笑!!でも、もしかして噓かも〜?思って、海渡(丸理と同じ、去年の担任だった)に聞いたら、あ〜そうだよ。最後まで2人の名前が入れ替わってたって。
これもニュースになるかもね(笑)。
私は名前を覚えるのがチョ〜苦手だから、先生に一票!わかるわかる。
覚えらんね〜て。そもそも先生は勉強を教えればいいんだから、名前は重要じゃない。
しかも、面白いのがドイツ語では、名前が解らなくても話がすすむ。『Du(ドゥー)』でオッケー。ありがたし。
日本語って、いちいち名前を言わんとでしょ?あなたとか君とか言わないもんね。
これも文化の違いで面白いなあって。

話は変わって、大好きなミュージアムに行って来た!
新潟でもあった『人体の不思議展』!
これ、わたし3回も行ったの。マニアだもん。
でも、ドイツでは、直訳で『本物の身体展』という名だった。
名前からも、しびれた。ずっと泊まってた義父母に行くんだ♫とウキウキして言ったら、『家の隣の人の友達の死体が買われたんだよ。私は無理だし、そんなの辞めたら?』って言われたけど、ごめんなさい。人に何と言われようと、自分の愛するものは変えられません。

久しぶりの家族でのイベント♫
ウキウキして入ったら、ビックリドンキー!!!
本当の死体が!!!
あれ?前の不思議展では、死体と解らないくらい綺麗だったし、人種も解らなかったけど、今回はっきり肉、白人!てのが解った。
日本では加工されてたのね。。。

私は心の中で、展示されている方々に感謝を言った。
いままでこうやって、自分の身体を捧げてくれる人が居たから、いまの医療がある。
もちろん私も自分の死体をどうするか?考え中だ。
セラピストだったり、自然派と言われる人は、西洋医学を敵視する人がいるけれど、私は3回西洋医学で命を救われた存在だし、これがいいから他はダメという考え方そのものが不自由で大嫌いだから絶対したくない。

東洋医学で出来ない事は、西洋医学で出来る。逆もしかり。救命救急医や看護師さんがハイジにたくさん来てくれていたなあ。本当に彼らは、休み無しで重責を背負って仕事をしている。
尊敬をする仕事の1つだ。やっぱり医療の勉強と研究がしたい!と思った。

ドイツでは、東洋と西洋医学が融合してる職業が存在する。
義祖母が昔からそこに通っていて、その人は東洋系の医者だったけど50歳すぎてから西洋医学を学んで今に至るって。学校もあるって聞いて食らいついた。
そんなこんなで、毎日吐きそうなくらいドイツ語の勉強をしている。遣り過ぎて夜は叫びながら100メートルを猛ダッシュしたくなる位。
(何で妊娠中にもっと頑張らんかったんだよ!と自分にツッコミながら、この後悔を今に活かしてる訳。)

話は戻って、展示会でなぜか、写真を取る人が私達位だった。うえ〜とか言う人も居たらしい。私が聞いたら睨んでた。お前も同じ創りなんだって、そしてこうなるんだって。

一番は着ぐるみみたいな、ヒフが家族全員の印象の強さだった。
ヒフは、重くて10キロという臓器の中でも一番大きいものだって頭で知っていたけど、いざ見てみると衝撃!!!!あまりの衝撃に人が集まらない。
外と中を繋ぐヒフ。人との関係も表す。毒もだす。やっぱりヒフって凄いっておもった。

新潟であった不思議展は、人道的な問題ということで、もの凄い叩かれて、再開できなくなってるんじゃないかな。死体を飾るなんてとか、それは色んな意見があると思う。
真実がタブーの日本ではそうだろう。
真実って、本当にグロいなって実感した。
だから、みんな嫌なんだな。キレイな物を信じたくなる訳だ。
でも、『自分を見詰める』って、こういう真実を見ると言う意味なんだけどな。
夫は、『ホントにみんな同じ創りなんだねえ』って感心してた。

私は、展示場で色んな想いを感じたし、解剖医の方々の技術の高さにも感謝した。
何より、今世頂いた、自分の身体を大事にしよう!セラピーに磨きをかけようと思いました。