2012年1月28日土曜日

何でも出来るくせに

こんにちは。かおりです。今日はシリアスに行くとしよう!!

先日、親友と話していて『昔と変わったね』と言われました。たしかに自分でも変わったと思う。気付かなかったけど。

昔は、考えるだけだった。行動するのが大嫌いだった。
今のままでいいし、面倒なことはしたくないし、傷つくのが嫌だし、不満はあるけどそれでいいや…って悶々とすることが多かった。きっと悩んでるのが好きだったんでしょう(悲しみに酔う感じ…ひぇ〜)。それも若さの特権なのかもしれないけれど。

そんな自分を卒業したつもりだった…が、しかし!!

今でも漠然とした不安や、心配ばかりしている。それは、自分の性格だからいいとする。けれどそこで止まっているのだ。 私は、慎重派で、安定が好きだから 行動まで時間がとってもかかる。確信できるまでじっと待つのだ。石橋を叩いて叩いて壊しそうな勢いだ。

それなのに不安を受け入れる努力をしていなかった。
怖いよね、心配だよね、、、じゃあどうする?って心に聞いていない。
実際にそうなってから…ばかりを考えて、怖がっているだけ。傷つきたくない証拠だ。

じゃあ、自分が安心するまで何かをすればいいじゃないか。
出来ることは沢山あるのに、怖いとか、苦手だとか、今はその時じゃないとか言い訳するのだ。弱いねぇ。
その前にやれることをやってみればいいのに。自分のペースで。

私が日本で1番好きな『The ピーズ』というバンドがいます。80年代に活躍して、1度 底辺までおちて、普通の仕事について、また復活したバンド。
わたしは、シニタイヤツハシネという曲が好き。凄いタイトルでしょうー!

シニタイヤツハシネと連呼する歌なのだけれど、『何でもできるくせに しねえ』で終わる。
たしかこのアルバムを出してピーズは活動停止をした。ものすごく重いアルバムで名盤だ。 
そして、十年以上の時を経て復活。

底辺まで落ちる時がある。落ちる必要があるんだろう。 世の中の主流は、ポジティブとか、上がることなんだろうけど。もうそこには、救いが無い気がする。だって生きるって実際 大変だもん。落ちるところまで落ちないと、自分の生き方とか、やりたいこととか本音に行き着かない。

責めないで、行動しにくい自分を認めた。そしたら、今まで気になってたけど出来なかったことが 簡単に出来た。

『何でも出来るくせに しねえ』は、卒業したい。