2015年5月8日金曜日

鳥のように

いつか、どんな形であろうが空を飛ぶのが夢。

私は心も身体も自由に活きたい。
何にも囚われずにいたい。

私は、離婚から『普通』という鳥かごを出た。
離婚しないとこだわって、結婚と言う鳥かごから出れなかった10年。
その時、それはそれで幸せだった。
条件は全て揃ってた。
先の餌まで見えてた。
深く疑わないとみえなかった現実は、たった1つ足りないものを見せた。

私は形だけを求めてこだわってたこと。
私が愛してたのは条件だった事。

それに気付いてカゴを出たら、驚く程自由で広い世界で驚いた。
いまだに限界はみえない。
ただ、カゴの中にいるような安全感も、餌もない。
カゴの中にいるときの、一番の楽しみだった食事も、いまはそれ以上の
仕合せがあって食欲も落ち着いた。

再婚したじゃんって?
私たちのこの結婚って、全くみんなの思ってる意味の結婚じゃない。
結婚する前よりも自由になれる結婚。
カゴの外で、一緒に飛んだり飛ばなかったり。
私たちは、結婚と言うカゴには入らないって決めてる。
だから、いつでも別れられる。
結婚は形でしかない。それが解ってるからこそ、本当の意味の絆がある。
繋げてるのはあいだけ。それだけでいい。

あゆみ先生が教えてくれた、とってもいい台詞。
『人間は見えない天使よりも見える悪魔がいい』って。
だから、ドメスティックバイオレンスがあっても、家からでない。
どんな不幸でも、見えない仕合せよりもいいからだ。

カゴの外もそう。
カゴの中は熟知してる。
でもカゴの外は未知。
それ以上怖い事はないだろう。

だから、私は外で自由に飛んでみせる。

外飛んでから、カゴに戻ってもいいじゃん。
でも、外飛んでみないのに、外は怖いなんて言えないんだよ。
出た人しか解らない世界が広がっている。これは約束する。

いつか、二人でスカイダイビングしようね!って言ったら、
オレ絶対1人で飛ぶから!ってふられた。
そんな自由な彼が大好きだ。と心から思う。