2015年5月1日金曜日

叱る

何事も無いように、叱られないように生きる。
日本人を知っている外国人が言う。『日本人は批判によわい』と。
だって、叱られないように生きるのが目的なんだもん。
誰にも迷惑かけないように、それで叱られないように。。
でも、それって空しくないかな?

この前長男が、『叱られないように頑張る』って言って???とおもった。
そこで、例をだした。

そもそも何で叱るか?
ママが道をあるいてて、その先に人食いライオンが待ち伏せしてる。でもママは知らずに歩いてる。どうする?
注意する!と長男。
それでもその注意を聞かないで歩くならどうする?
大きな声で止める!
それでも聞かなかったら?
ママを倒してまで止める!

長男がしていることは叱ってること。
叱るって然る。
その人にとって然るべき道は他人しか見えないのかもしれない。
だから、叱る。
自分じゃ見えない。目の前しか見えないから。
でも、自分から離れている人はよく自分を見てる。
自分よりも、先の危険を教えてあげれるだろう。

私は、子育てを間違った。このまま先にいけば子供がダメになるのを
夫が示してくれる。私は近すぎて見えない。

叱ってくれる人。それは 自分を愛してくれる人。
その人を愛そう(合そう)。なぜ叱ってるのか?ちゃんと聞くべきだ。

みんな間違う。

叱られたくないなら、1人になるべきだ。
誰とも付き合わないなら、だれも叱らない。
褒めて育てろっていうけれど、褒めて育つのは変なプライドだけだろう。
わざわざ褒めなくても、実力があれば結果がでる。
その結果は自分で自分を褒めれるだろう。

人に褒められる為に生きるのは嫌いだ。
人に叱られないように生きるのは愚かだと私は思う。