2020年2月12日水曜日

できて当たり前?!?!

仲間が、できなくて悩んでました。
条件的に、できるわけない状況なのに。
まだ、ドイツきて1年過ぎたくらいで、
頑張ってドイツ語での仕事して
できるわけないよ。
スティーブンジョブズでもできないから。

最初は、誰もができない。
ただ、その1歩1歩を登った人ができるように
なっただけ。

ムーに、お前のドイツ語適当すぎ!とよく
叱られます。
自分でもわかってるので、カチンとも来ないで
そうだよねえ〜といいます。

英語のみのクライアントさんもいて、
私の、クソみたいな英語を
必死で繋いでコミュニケーションを
取っています。

ムーにも『まあお前のいいところは、
話するのを怖がらないでガンガン話すとこ』
と言われ、それが私の強みだもん!と思ってます。

できなくて悩むその仲間は、
最初からできて当たり前だと思い込んで
毎日できない自分に落ち込んでる。
私は、最初からできるわけないからと頑張る。

どっちが正しいとか間違ってるとかではなくて、
どっちが元気に過ごせるか考えたら、
どのように考えたらいいか明確じゃないかな?

私なんて、カタコト話せるトルコ語を
トルコ人に話しかけて笑わせたり、

私は涼子です。だけ綺麗に言えるフランス語
でフランス人に挨拶して、
相手がこいつ話せるんだ!と喜んでベラベラ
話してきた途端、何にも話せません〜!と笑ったり
するのが好き。

語学だけじゃなくて、
誰でも最初はできないことを楽しむべきだと思うんだけどな。

そうそう、
この間、日本人で税理士(ドイツすんごい難しいです!)
目指している勇敢な仲間と、ドイツ語ままならないのに
開業医を目指す私たちの会話がよかった。

『まず、ドイツ語から勉強しなきゃいけない
私たちはかなりのハンディ持ってるのに
チャレンジする自分が好き』と私。

そこに
『ハンディというより一つ一つの単語がわからなくて
それを調べて感動できる特権があるからいいじゃない』
という彼の名言に唸る。

ほんと、わからないことは恥ずかしいことじゃなくて
わかるようにチャレンジしている、今はわからない自分に
誇りを持つべきだと思うのです。

ま、そんなこんなで
できなくて当たり前の毎日
を奮闘している出来なくて当たり前の移民なのです。