2012年12月11日火曜日

存在価値

こんにちわ!素っ裸で筋トレしていたら、丸理さん(四才)に『恥ずかしいから履きなさい』とクローゼットから、ティーバックを足上げ腹筋の時、無理矢理履かせられた、母涼子です。

丸理さんもティーバックに憧れるのか、子供用は売ってないので食い込ませてT風にしてます。お嫁さんになる夢を持つ君は将来有望。※丸理介護トレーニング合格
ともあれ、根源にも『今まで10数年努力してきたんだから、安心して落ち着きなさい』と言われて、そうだわね。努力は必ず報われると納得。

昨日は、胸がモヤモヤして苦しくなって、何かと思ったら自分の存在価値を強く否定する過去を受け入れる課題がきました。一人ではどうにもならないから、かおりちゃんにセラピーお願いして、今こうやって話せる次第です。

それはずっと見たくなくて、封印していた過去。
今は過去で形成されているから、嫌いな過去が多い程辛い、、だから感じないように封印。
そこで、自殺願望が強い自分に疑問を持った。

蘇ったのは、悪夢の様な虐待。
雪や雨の悪天候に、出て行け!帰ってくるな!(死んでこい)と言われて出される。
どこにも行けず、橋から濁流を見つめて、(ピーナッツバターみたいで美味しそう)と飛び込もうと思うけど、溺死は嫌だな。とか、人の家見てマッチ売りの少女の気持ちが解ったりとか、凍死は眠ると聞いたから雪の中に埋まってみたりとか、屋上は定番だったし、遠くに歩けるまで遠くに行ってみようかな?とか。小学生なだけに、最終的には息を止めてみたりとか、首つりとか、まあとにかく色んな事考えたな。

でも、やっぱり寿命じゃないんだね、意気地もないし死なないで帰ると、『なんで死んでないんだ?根性無し!』と言われる。さみしかったな。

何が一番さみしかったって、本当にいない方がいいと思われていた事。
私がいるから、お金がかかるし、手間もかかるし、うるさいし。
だから存在する意味も価値もわからなかった。

そして、そう思う母の気持ちが辛かった。
19才で結婚して、体も弱くてボロボロの上、貧乏、本音を打ち明けられる友達もいない、夫は家庭を振り返らず。愚痴ったり、ストレス解消の相手は子供。母も死にたいと思ってたから、言葉に出たんだと思う。

誰でも人間は悪魔性を持っているから、そういう残虐なことに腹を立てているのではなくって、いなくてよかった存在という体験で、心の一部が死んだと思う。

そもそも、何故向き合ったか?というと、子供が『帯状疱疹』になって、漢字を変えたら、『態状方心』(放心状態)。子供の頃の自分だとピンと来たからです。

そういえば自殺を考えている子供だったから、放心状態だった。
自分にとって愛する親の望みだし、自分が居る意味ないし。
でも死ねない自分は働くしか無かった。
学校終わって家に帰ると、料理、洗濯、花の世話、妹の世話、布団敷き、玄関掃除など一連の家事をしていると、自分が存在していいと思えた。
早く働いて、親を楽にさせたかった。
何より、死ぬ難しさを痛感していたから、生きる事に必死だったな。

ただ、未だにこの後遺症はあって、ふとした時に消えたくなる。
何があったとかではなく、本当にふいに。
でも、息子が字を書き始めた時、その辺の紙の切れ端に『5じ どよび ママいなくなったらぼくはママがいいっていゆとおもうからママいなくならないでね。ママがいなかったらいやだよ。ぼくはママがいい。 ぱぱがいなかったから たべものはないから ぱぱがいいママも』

消えたい時、何度、この手紙を読んで泣いたか。
自分をこんなにも必要としてくれる、小さい生き物がいる事実。
その自分の存在責任に押しつぶされそうになりながら、消える考えを改める。

そして、未だに苦しむ自分の魂を抱きしめて、さすってあげる。
孤独で、辛くて、さみしくて、寒くて、震えて泣いている自分の魂にひたすら寄り添う。

自分にどんな価値があるかなんて解らないけれど、自分の魂にとって私はかけがえのない存在だと思うから、死ぬまで生きるか。

そして、私の祖父は産まれてすぐに、弱い子だから放っておけと言われて箱の中に入れられた。食べて行くのが大変だったのもあると思う。
でも、大好きな祖父は生きた。
周りは驚いたそう。ほんとは死んで欲しかったのにね。
そのじいちゃんは、最後まで苦労人で愛溢れる人だった。

この胸の苦しみはじいちゃんの孤独もあるんだね。
因縁だね。過去は今をつくりそれが未来に繋がる。
そういや虐待の因縁を今世で何とかしたくて努力する日々だったな。

やっと、許せるようになってきた。みんな自分の存在価値がわからなかった先祖たち。
生きるので精一杯だったもんね。
いま、生きててよかったと思うし、これからも生きてやりたいことが沢山あるから、一緒に新しい時代を楽しもうね。

存在価値。

受け止めて、認め、許す事。

大きく換算しなくていいし、小さく収まらなくていい。

未だ消えたくなる、そのまんまの自分でいこう。