2012年12月19日水曜日

やりのこしていること

 こんにちは、ティラミス症候群のかおりです。血糖値が下がってクラクラするたびに私をすくってくれます。

 ふざけるのはこれくらいにして、、。と、思いを残さずに生きるべきだなと 22日滅亡説から私は学んでいる気がしています。
やっぱり人間て楽なほうに逃げるから(普通のこと)、ついつい明日すればいい、来年すればいい、いつかすればいいと言って 結局のところ『叶えてない』っていうストレスを溜めている。
窮地に立たされてはじめてでてくる底力!私はまだまだ色んな事をやり残している。

 やり残している本題ですが、タブーとされている『性』についてです。
 ずっと私は『何時の日か、この世の全ての 性にとらわれている苦しい思いを解放したい!』と思っていました。不思議なことに幼い頃からね。

 何でかって言うと、痴漢今までに遭いやすくて、結構はてに警察沙汰になったこともあって、今頃になってそれが自分に非常に大きな影を落としていることにやっと気付いたから。
 そりゃそうだ、私はその時に殺されるかも…と子供ながらに思ってとても怖かった。
あと、自分の身近な人を自分のせいで悲しませたくないと誓った。

 だからずーっと『死ぬ以外は何が起こっても大丈夫だ』と生きて来たのかもしれない。確かに何が起きても、あまり同じないのです。
 ずっと男の人が苦手だったり、女に生まれて来たことを憎んだ時期もあったし、人に壁を作るし、自分を卑下するし、男っぽく刈り上げして防御したりと、とにかく自分自身のすべてを否定していたんですよね。
  当たり前のことなのに、そう思ってしまう自分の心すら憎んでいた気がする。

 そして、同じように性被害にあっている人があまりに多いって事がやっとわかった。
タブーでデリケートな話題だから、言わないだけだったり、出せないだけで きっと殆どの女性(男性も)が 辛い思いをしているんだろうなと思う。殺されている人、自殺してしまう人も多いと思う。すごく、悲しいし、悔しい、やりきれない。

 どうやって癒せばいいんだろう?と悩み続けたけれど、トラウマに特効薬なんてものはないんだよね。無くそうと必死にもがくけれど、人間の心なんそう簡単に出来ていない。だから、もがくのをやめて 悩みながら生きていくことなんじゃないかな。

 だから癒そう。仕合せにしてやろうじゃねえか。私の場合は 思いを紙に書いたり、泣いたり、セラピーをうけたり、当時の自分のイメージを思い出して『ちゃんと31才になったよ。結婚もできたよ。』と言ってあげる。やっぱり1年の間に、非常に辛い時期が未だにある。
 もちろん、経験して良かったとは思わないけれど それでも私は生きてるじゃないかと誇りに思う。

色んな方法があるけれど、自分の本音は自分でしかわかってあげられないのだから向き合うことから始まるんじゃないかな。地味で、本当に辛い作業だ。

 セラピストを目指した根っこは、自分が経験したことをなんとかし活かさなければ生きて行けないと思っていたし、なんとかしたかったから。
 初心に返って自分の人生これでいいのか?と 見つめたかったんだろうな。
 何も考えていなそうに見られがちですが(実際考えてはいないが)、そういう思いがあって仕事をしています。

 自分なんて…と軽く思わないで、ちょっとの悩みや、ちょっとの痛みにぜひ向き合って気にかけてあげて欲しいし、その手伝いをいっくらでもしたいと思います。

こうやって仕事ができるのも、ダンナさんのアイと理解のサポートがあり、師匠の導きがあり、お客様の真心が支えてくれているからです。ありがとうございます。

※年末年始は30(日)〜1/3(木)までお休み
させて頂きます。