2020年1月15日水曜日

美味しい人生の下ごしらえ

セラピストの仕事で、とても大切だと思うのが『感情の整理』です。
でもそれはとても、ネガティブな作業なので、とても着手しづらいです。
私も、2週間前からしようと思いながら、手につかなかったけれど
今日しようと思います。
それは、半紙に筆ペンで感情を書き出して燃やして水に流すだけのこと。

ハイジのセラピーは感情の整理もするので、感情が整理されていない
と私が泣いたりします。号泣する時もあります。
整体の巨匠、Ken Yamamotoさんも『筋膜に感情が宿る』と言っていました。
マッサージして、筋膜が緩む時に感情が解放されるのだと思います。

私がクライアントさんから感じる感情がある時、
大抵、本人は気づいていません。

本人は、大したことないと思っていたり、
もう時間が過ぎて済んだことだと思ってたり、
ドイツ人で多いのが、強くいなきゃ!と弱い自分を置き去りにしたりしています。

先日も、ドイツ人セラピストの方をセラピーしていた時、
小さな悲しみを感じました。
簡単に見過ごせそうな悲しみだけれど、
それは確実に彼女の心に穴を開けていました。
水を入れた袋に小さくても穴が空いていたらどうでしょう?
小さくても確実に漏れていて同じところで
つまずいたりして、上手くいかなかったりします。

カウンセラーでもある彼女にそれを伝えたところ、
涙目をしながら『心当たりがあるから、向き合ってみる』と言っていました。

私も、おとといムーチンと喧嘩して、ムカッとくるポイントを
観察しました。
自分のしたいことが通らないことで、ムカっとくる。
ムーは、みんなにいいことを提案してて、私は自分のわがままを
通したくてイライラ。
イライラしたり、悲しかったり、どこかネガティブな
感情に触れたら、自分の心の穴を塞ぐチャンスだと思ってください。

その心の穴が塞がると、
びっくりするくらい人と上手くいくようになります。

人と上手く行くようになると、人生が美味くなります。

せっかくの人生、美味しい人生がいいと私は思うのです。

美味しい料理を作るのに、苦労はつきもの。

今日は、美味しい人生のために苦労をしてみようと思います。